今回わたしが韓国ソウルにある、梨花女子大学校の語学堂に実際1年間通った感想をお伝えいたします。
結論からいうと、、、大大大満足でした!!!
韓国には語学堂がたくさんあるし、どこに通えばいいかと悩んでいませんか?
本記事を読めば梨大語学堂の学費や奨学金制度、トウミ制度等についてわかります。
なぜなら、わたしが1年間、語学堂に通った経験者だからです!
読み終えれば、韓国留学への第一歩を踏み出せることができるでしょう!
それでは内容にいきましょう。
梨花女子大学語学堂 基本情報
所在地
03760 ソウル特別市西大門区梨花女子大学校路52 梨花女子大学校言語教育院(梨花サムスン教育文化館) 203号/204号
2号線 梨大駅から徒歩約10分
新村汽車駅から徒歩約5分
語学堂は男性も入学可能
課程紹介
期間 | 週当たり 授業日数 | 総授業時間 | 講義時間 | 開設レベル | 学級あたり 最大人員 | |
集中コース | 10週 | 20時間(月~金) | 200時間 | 09:10~13:00 | 1級~6級 | 15人内外 |
短期コース | 1か月 | 20時間(月~金) | 60時間 | 14:00~17:50 | 1級~4級 | 15名内外 |
韓国語集中コース
1年に春·夏·秋·冬の4学期制で運営されており、各学期は10週間。
韓国語集中コースは、話す、聞く、読む、書くを合わせたコミュニケーション中心の統合教育プログラムとして、各学級を2人の教師が指導するチームティーチングで進行されます。
その学期に1回、文化授業があり、ビビンバ作りや、ハンコ作り、民族村への訪問などがありました。
入学金8万ウォン 授業料174万ウォン 教材費5万~6万ウォン
そして2024年から新しい教科書になったそうです
韓国語短期コース
年間6回開設・運営。
韓国語の実力に応じて初級、中級を受講できます。
韓国語短期コースは話す、聞く、読む、書くの統合教育プログラムであり、短期間に集中的に韓国語を教育するプログラムとして、口頭でのコミュニケーション能力の向上を目標としています。
そして、集中コースと同様、文化授業もあり!
※授業は総15回(文化授業2回を含む)
※クラス定員が6人に満たない場合、開設されない場合がある
入学金8万ウォン (2024年 春学期 ~) 登録金90万ウォン (2024年 春学期 ~)
2024年から少し値上がりしました。。。
最上級7級クラスもあり
対象者:1.言語教育院の6級修了者
2.他の語学堂にて6級修了者(6級修了証明書提出必須)
3.TOPIK6級取得者(TOPIK6級の成績証明書必須)
- 上記のいずれか1つに該当する方だけ申請可能
- 最高級コースも、年4回進行&学期日程も、集中コースと同様
韓国語能力試験(TOPIK)対策クラス
- 年4回、トピック試験の日程に合わせて開講
- 初級、中級、高級クラスに分かれて授業を進行
- 月, 金 14:30~17:15
- 授業数10回, トータル30時間
わたしが集中コース5級の時のクラスメートがトピッククラスも受講していて、トピック6級(最上級)を取っておりました!
ですが月曜日と金曜日は9時から13時まで5級の授業をし、14時半からトピックの授業でしたので大変そうに見えました。
奨学金制度について
残念ながら梨大の語学堂は奨学金については充実しておりません。。。
難易度が高。詳しく見ていきましょう!
奨学金をもらえる条件(集中プログラムの受講生のみ)
- 1人1回まで
- 次の級を登録している
- 各級別に成績優秀者(1,2,3級各2名、4,5級各1名)のみ、次学期学費の50%が奨学金として支給
各級、100名ほどいるなかでこの奨学金をもらえるのは極わずか。
わたしも奨学金を目指してテスト勉強を必死にしましたが、1度ももらえませんでした。。。
そして奨学金を貰っていた人は日本人が多かったです!
奨学金対象者には語学堂からメールが送信されており、記念品なども受け取っておりました。
トウミ制度
トウミ制度とは、韓国人と留学生がペアになって、韓国生活の面倒を見てくれたり、お互いの語学の手助けをする交流制度。大学生の方はボランティア
正規大学生の志願者と語学堂学生の志願者数によっては人数が合わず、トウミのマッチングが不可能の場合もあり。ですが、わたしが2級のクラスメートでトウミを希望した人はみんなマッチしておりました。
トウミ制度は私も2級のとき体験しましたので詳しく見ていきましょう!
申請方法:開講後に担任講師を通して申請
規則:1.マッチングは選ぶことができず、ランダムに選定
2.マッチングしたトウミとは学期中、合計12時間以上会うこと
1週間に最低1回以上, 1回1時間以上会わなければなりません。
トウミの方が会った時間と、お別れしたときの時間が記載されている写真をその都度撮って、教授の方に連絡をしていました。
3.合計12時間のうち3時間は韓国の生活について助けてもらえる
(例:交通カードの使い方、公共交通機関の利用方法、学生食堂および銀行、
郵便局の利用方法、学校生活の案内(プリント、コピー、ジムなど)
わたしは一緒に銀行開設をしに行きました!あとは学校施設の紹介や学食利用方法についても教えていただきました。
4.残りの9時間以上は韓国語の練習
授業時間に学んだことを中心に復習し、韓国語を練習(特にスピーチの練習)
5.宿題を頼まないこと
トウミ制度を利用した感想
私がトウミ制度を利用したときは韓国に来たばかりで、ハングルは読めるけど会話ができない状態でした。トウミの方も日本語ができず、意思疎通が難しい時もありましたが、いやな顔をされず、毎回たのしい時間を過ごしていました。
わたしが体験したトウミ内容は下記になります。
- 銀行開設
- キャンパスツアー
- 一緒にランチ
- 発音の練習
- マラギ試験の練習
もし、韓国語に自信がないし、韓国に知り合いもいない、、、ような方に梨大のトウミはおすすめです!!
実際に通ってみて良かったこと
なによりも授業に大満足です!
授業の進め方としては
文法2つ学習⇒その文法を使ったマラギ練習⇒リスニング⇒読み⇒単語テスト
私は1年間通ったので、8人の先生に教えていただきました。
どの先生もとても親切で、外国人のわたしたちに寄り添って授業をしていただき、とても感謝しかありません。
外国人の友達が増えたこと
クラスのだいたいの比率としては下記になります。
日本人4人、台湾3人、香港2人、タイ2人、ロシア1人、アメリカ1人、パリ1人
4級からは母国についての発表なども増えてくるので、他国の文化を知ることもでき、交流関係が豊かになりました。
学校内の病院に通える
梨大は入学金に保険料も含まれています。ですので学生証を持っていけば、大学内にある病院が保険内で利用可能です。韓国の国民保険に加入してないよって方でも、診察可能です!
実際に通ってみたデメリット
語学堂がキャンパスから少し離れたところにある
正規留学生のキャンパスは、2号線から5分ほどで大きく立派なキャンパスに到着しますが、
語学堂の建物はそこから5分ほど歩きます。
最寄りとしては新村汽車駅という駅で降りて徒歩約5分ほどで到着します。
ですが語学堂と学生寮はすごく近いです!
奨学金制度が弱い
さきほどもお伝えいたしましたが、ほかの語学堂と比べて梨大で奨学金をとれる方は本当に極わずかです。
奨学金には期待をしないほうが良さそうです。
まとめ
ここまでソウルにある梨大語学堂についてご紹介しました。
最後に上記で述べたことを簡単にまとめておきます。
わたしが実際に梨大語学堂に通って良かった点は以下の3つです。
- 授業の質の高さ
- トウミ制度
- 多国籍の友達を作ることができる
留学を始めるにあたって学校選びは慎重で大切な最初のスタートですよね。
悩んでいるみなさんに少しでもお役にたてたらと思います。
次は梨大の学生寮についてご紹介をいたします。
コメント