今回わたしが韓国ソウルにある、梨花女子大学校の学生寮に実際半年住んだ感想をお伝えいたします。
留学生活において学校選びも大切ですが、家選びもとっても大切なことですよね。
一度は検討する寄宿舎・寮だと思いますが、いいこともあり、悪いこともありました。
本記事を読めば梨大の学生寮の費用や施設、メリット・デメリットについてわかります。
なぜなら、わたしが実際に半年間、梨大の学生寮に住んだ経験者だからです!
読み終えれば、梨大の学生寮について詳しく理解することができるでしょう!
それでは内容にいきましょう。
基本情報
梨大の学生寮は新しい順でA→B→C→D→E棟まであります。
E以外は全部地下から繋がっていて、AとB棟の間に事務室や、ジム、印刷室、大きめな洗濯室があります。
入寮のときの手続きも、この地下にある事務室で行います。
事務室は日本語不可で、韓国語と英語のみになります。
わたしが入寮したときは韓国語も英語もできなかったのですが、規則ブックのようなものをいただけるので、パパゴで読み取りました。
違反を10回したら無条件に退寮になるので、必ず目を通すことをおすすめします。
ちなみに、そのうちクーパンなどの通販をするときは、こちらの事務室の目の前にすべて届きます。
自分の名前を記載されている自分の荷物を探して、自分の部屋に持っていくスタイルになります。
そしてそして、後で詳しく説明をいたしますが、寮の申込は先着順です!!
ですが、語学堂生はほとんどD棟にいました。
D棟は二人部屋で、ルームメイトは選ぶことができませんが、基本、国籍が同じになるように振分けをされておりました。
AとBはアジア圏外の留学生が多く居住していて、男性もいました。
ちなみにC棟につきましては、わたしが居たときは完全にコロナの隔離棟になっていたため、立ち入りすることがなかったです。
E棟は交換留学生の団体が居住しておりました。E棟は語学堂のすぐ横の建物にあり、一人部屋で快適とは聞きましたが、壁がものすごく薄いと聞いたこともあります。
申込資格
※寮につきましては、語学堂集中コースの日程による約3か月契約になります。
ですので語学堂へ6か月の学費を払ったとしても、寮はとりあえず3か月しか契約できません。
更新は可能ですが、最大で6か月しか住めません。
新入生の場合
- 語学堂集中コースの書類審査へ合格した方
- 申請は先着順!!!決められた日の夜中0時からスタートになりますので、0時に申請をしてくだい。
梨大の寮は人気があるので、すぐに埋まります。実際にわたしの友達も0時に申請をせず、入居できない人がいたり、寮の辞退者ができ、繰り上げで入寮した方もいました。
繰り上げ入寮した方は、国籍が違う方同士となり、文化の違いなどもあって少し大変そうに見えましたので、必ず0時に申請をしてください!!
入寮が決まった方→日本で胸部レントゲンを撮る。
肺結核がないことを証明するため。韓国語か英語のみ対応
既存居住生の場合
何週間前に更新するかどうかのメールが寮の事務室からきます。
- 語学堂に次の学期も登録済みの方が対象。
- 更新したい場合は寮費を送金。部屋もそのまま継続になります。
- ルームメイトを変えることも不可。
寮の更新をしたいけど방학のときも居住できるの?
既存居住生の場合はもちろん可能です!ですが、追加料金を払わないといけません。
わたしたちは語学堂のコース期間だけの寮費を払っているので、次の学期も語学堂に通う学生は、방학期間の寮費も送金しないといけません。
寮費
ちなみに参考として、わたしが住んでいたD棟の部屋の写真はこちらです。
2人部屋でしたので、これと全く同じベットと机が反対側にもあります。
サイズはセミダブルで、マットカバーと枕は入寮手続きの時に新品なものを貰えます。
毛布は、3000ウォンで退去時まで貸出可能。
ベットの上にも収納あり。
クローゼット。下に引き出しもついています。
ハンガーは個人で準備をしないといけませんが、収納には困りませんでした。
ちなみにクローゼットの隣には冷蔵庫があります。
シャワーとトイレの間に扉があるのはありがたいポイント。
その他施設について
階ごとに浄水器と電子レンジ付き。
一番最上階には共同キッチン
地下に洗濯機があり、地下に卓球台もありましたので、洗濯を待っている間に寮の友達と卓球をしていました。
そしてD棟はAB棟と地下の駐車場から繋がっています。
AB棟にはそんなに施設がいいとは言えませんが、ジムがあり、D棟より大きい洗濯室もあります。
ちなみに印刷などもAB棟でできるので、外国人登録証などの申請の時に必要な書類も印刷できます。
メリット
通学が楽
語学堂と寮はとても近いところに位置している為、通勤時間は約3分でした!
9時10分から授業開始なので、ぎりぎりまで寝れますし、1時に授業が終わったら、すぐ帰宅して、化粧して、ソウル観光をしていました。
セキュルティーがしっかりしている
初めての韓国生活。安全面が心配ですよね。
入寮の時に、寮の中に入る為のオートロックを解除するカードを貰えます。
建物間での移動でもそのカードが必要です。
そしてなにかあったら事務室に相談もできるので、安全面には心配はありませんでした。
友達が増える
同じ階に住んでいる寮生とはすれ違う確率が多くなるため、自然に友達になれると思います。
実際にわたしは、電子レンジを待っているときに日本語が聞こえて、同じ階の
隣の隣の部屋が日本人2人部屋で、仲良くなりました。
その友達とは、語学堂の級も違ったので、寮に住んでいたからこそ友達になれました。
その友達とはたまに下記の写真のように出前したり、夜遅くまで恋バナをしたり、とても楽しく過ごしました!
デメリット
ストレスがたまる
2人1部屋のため、生活リズムや性格によってはストレスや不満がたまります。
実際にわたしのルームメイトは夜中2時くらいに寮に帰ってきて、そこからシャワーなどをする方でした。
わたしは早寝早起きタイプでしたので、我慢ができなくなり、話し合いをして、ルールなどを決めました。
一度入寮したら、ルームメイトか、自分が退寮するまでルームメイトは変えれません!!
英語と韓国語のみ
寮の事務室は日本語対応ありませんでした。わたしが入寮していた当初は韓国語がまったくできなかったので、事務室と意思疎通ができなかった時も多々、、、
寮のアナウンスも英語と韓国語のみですので、なにを言っているか全く理解できませんでした、
寮費が安くはない
語学堂1学期は約3か月なのでその期間の寮費が1,838,300ウォン。
簡単に計算すると1か月、約6万円。
1か月約6万円ですと学校近くのひとり部屋のコシウォンにも住めます!
もしくは学校から遠くなりますがワンルームにも住めます。
まとめ
ここまでソウルにある梨大語学堂の寮についてご紹介しました。
最後に上記で述べたことを簡単にまとめておきます。
わたしが実際に梨大語学堂の寮に通ってみた感想は下記です。
初めての韓国生活と韓国語に不安がある方は入寮をおすすめしますが
韓国生活や韓国語にある程度慣れていて、一人の時間を大切にしたい方は入寮はおすすめしません。
寮費が1か月、約6万円。。。通学費用や通学時間、セキュリティを考えると納得ができる費用となるかもしれませんが、自分のライフスタイルをよく考えての入寮をおすすめします。
韓国留学。学校選びも大切ですが、家もとても大切ですよね!
悩んでいるみなさんに少しでもお役にたてたらと思います。
次はワーホリの申請についてご紹介をいたします。
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